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譲渡企業手数料・成功報酬0円

秘密保持を前提に、人材派遣会社の売却・事業承継を相談できます。

人材派遣M&A総合センターとは

STAFFING INDUSTRY M&A DESK

人材派遣会社の価値を、人・契約・許認可まで含めて次の経営へつなぐ。

人材派遣M&A総合センターは、人材派遣会社、人材紹介会社、BPO・業務請負会社などの譲渡、事業承継、買収、資本提携を支援する民間のM&A相談・仲介支援窓口です。運営は株式会社M&A Do。売却を決める前の情報整理から、候補先の検討、条件調整、成約後の引継ぎまで、人材サービス事業に固有の論点を一つずつ確認します。

  • 譲渡企業の標準支援報酬0円
  • 匿名概要から段階開示
  • 全国から相談受付
  • 派遣・紹介・BPOに対応
人材派遣会社の経営者とM&Aアドバイザーが事業承継を相談するイメージ
人材派遣会社の売却・事業承継に関する初期相談(イメージ)

人材派遣M&A総合センターの位置づけ

当センターは、会社や事業を「売ること」だけを目的にする窓口ではありません。経営者が譲渡を決めていない段階から、単独経営、親族・役員への承継、第三者承継、資本提携、一部事業の切り出しといった選択肢を比較し、何を残し、何を次の経営者へ託すかを整理する民間サービスです。

01

業界の数字を翻訳する

売上高だけでなく、稼働人数、派遣先別粗利、契約更新率、採用単価、定着率、請求と給与の締め条件まで分け、買い手が承継後を判断できる情報へ整えます。

02

守りたい条件を先にする

譲渡価格だけでなく、従業員と派遣スタッフの雇用、派遣先との関係、社名、拠点、経営者の引退時期、引継ぎ期間など、優先順位を言葉にします。

03

開示の順序を設計する

最初から社名や個別資料を広げず、匿名概要、候補先確認、NDA、ネームクリア、詳細資料という順序を基本に、必要な相手へ必要な情報を届けます。

公的機関ではありません。「総合センター」はサービス名称であり、国、自治体、商工団体などが設置する公的相談窓口ではありません。運営主体は民間企業の株式会社M&A Doです。

人材派遣会社のM&Aに専門的な整理が必要な理由

人材派遣会社の売上は、派遣先との契約と、そこで働くスタッフの稼働が重なって初めて生まれます。契約が残ってもスタッフが離職すれば売上は続かず、スタッフが残っても派遣先が更新しなければ稼働は失われます。さらに許認可、労務、個人情報が事業継続の前提になるため、財務諸表だけで承継可能性を判断できません。

「人」「契約」「許認可」が同時に動く

一般的な会社売却でも財務・法務の確認は必要ですが、人材派遣事業では、派遣基本契約と個別契約、就業条件明示、派遣先通知、派遣元管理台帳、抵触日、労使協定方式、社会保険、教育訓練といった運用が連動します。契約書がそろっていても、勤怠、請求、給与、台帳の内容が一致しなければ、買い手は買収後の運営に不安を持ちます。

見えにくい価値と見えにくいリスクがある

地域で長年築いた派遣先との信頼、特定職種を採用できる媒体運用、欠員を短期間で補充する力、スタッフ相談に対応する担当者、休眠登録者を再稼働につなげる仕組みは、貸借対照表に直接表れにくい資産です。一方で、上位顧客への集中、代表者営業への依存、単価改定の遅れ、未払残業、古い契約書、アクセス権が整理されていない登録者DBも、数字だけでは見えにくいリスクです。当センターは両方を同じ資料の中で説明できる状態を目指します。

スキームによって承継方法が変わる

株式譲渡、事業譲渡、一部事業譲渡、会社分割、資本提携では、法人格、契約、雇用、許認可、個人情報の扱いが異なります。名称だけで有利不利を決めず、対象範囲、買い手の体制、許可の状況、派遣先契約の条項、従業員説明の必要性を確認し、弁護士、税理士、社会保険労務士、行政書士等の専門家と判断することが重要です。詳しい基礎論点は人材派遣会社のM&A・売却とはでも確認できます。

譲渡企業が相談できること

「売却を決めた会社」だけが対象ではありません。まだ何年先に動くか分からない、候補先が本当にいるのか知りたい、他社へ相談する前に論点だけ確認したいという段階でも相談できます。初回は分かる範囲の情報で構いません。

経営の選択肢と希望条件

  • 後継者不在、経営者の年齢、健康、引退時期
  • 採用難、管理部門の負担、法改正対応、資金繰り
  • 社名、拠点、取引先、雇用、待遇で残したいもの
  • 会社全体と一部事業のどちらを対象にするか
  • 譲渡後も経営に残るか、一定期間で退任するか

売却可能性と準備の順序

  • どのような買い手が事業を引き継ぎやすいか
  • 企業価値を説明するKPIと不足資料は何か
  • 匿名段階でどこまで情報を出せるか
  • 契約、許認可、労務の未整理事項をどう扱うか
  • 従業員、スタッフ、派遣先へいつ説明するか

相談の出発点は「いくらで売れるか」だけではありません。たとえば価格が高くても、買い手の管理体制が弱い、スタッフの処遇方針が合わない、主要派遣先との関係を維持できないのであれば、経営者が望む承継にならない可能性があります。反対に、現時点で資料が十分でなくても、改善できる課題と買い手へ引き継ぐ課題を分ければ、検討の土台を作れます。譲渡相談は譲渡希望企業専用フォームから受け付けています。

譲受企業が相談・登録できること

買い手にとっても、人材派遣会社の買収は売上規模の取得だけではありません。どの地域・職種で採用できるか、派遣先が分散しているか、責任者と営業担当が残るか、買収後に自社の管理システムへ移行できるかまで見て、成長目的と承継リスクを結び付ける必要があります。

買収ニーズを具体化する

買収・譲受希望登録フォームでは、希望する事業領域、エリア、売上規模、稼働スタッフ数、スキーム、NDA締結可否、買収目的などを登録できます。条件が固まっていない場合は「未定・相談したい」「条件次第」を選択できます。エリア拡大、職種の追加、派遣先基盤の獲得、採用・登録者基盤の補完、有資格者や管理者の確保、BPO機能の強化など、何を実現したいかを先に整理します。

買収後の運営可能性を確認する

案件を検討するときは、稼働人数や粗利だけでなく、派遣先別の契約更新、採用単価、離職理由、派遣元責任者、36協定、社会保険、同一労働同一賃金、勤怠・給与・請求の運用を確認します。既存の管理部門で引き受けられるか、現場責任者の引継ぎ期間は十分か、派遣先への説明を誰が担うかを早期に検討することで、買収後の混乱を減らします。

案件情報は自動的にすべて開示されません。匿名案件の詳細は、NDA、譲渡企業の承認、必要性を確認しながら段階的に案内されます。買い手登録フォームでは、買い手企業名を伏せた匿名の買収ニーズとして譲渡候補等へ配信する可能性への同意が必要です。

人材派遣会社の価値をどう整理するか

企業価値の説明では、過去の利益に加え、その利益が譲渡後も再現できるかが問われます。当センターは、数字、契約、運用、担当者、引継ぎの順に情報をつなぎ、買い手が事業継続を具体的に想像できる資料づくりを重視します。

人材派遣会社の経営者・業務担当者・M&Aアドバイザーが稼働状況や事業価値を整理するイメージ
稼働状況、派遣先構成、採用力、管理体制を含む事業価値の整理(イメージ)

収益の質

派遣料金単価、スタッフ賃金、粗利率、残業構成、請求締め、支払サイト、取引先集中、契約更新率を月次・派遣先別に確認します。一時的な売上と継続しやすい売上を分けます。

人材供給力

登録者数だけでなく、直近稼働者、応募から登録・就業への転換、採用媒体別の費用、欠員補充期間、再稼働率、離職理由、職種別スキルを確認します。

顧客継続性

上位派遣先への依存、契約更新時期、担当者との関係、競合派遣会社、単価改定履歴、クレーム、滞留債権などから、売上が承継後も続く根拠を整理します。

管理体制

派遣元責任者、営業、コーディネーター、労務、給与、請求の役割を確認します。代表者や一人の担当者に集中した知識は、手順書や引継ぎ計画へ移します。

コンプライアンス

許可、台帳、個別契約、労使協定、教育訓練、マージン率公開、社会保険、未払賃金、行政指導履歴等を、現状と改善計画に分けて説明します。

PMIの実行可能性

派遣先説明、スタッフの雇用・待遇、管理者の継続、勤怠・給与・請求システムの移行、相談窓口の切替を、成約前から具体化します。

企業価値評価は将来価格を保証するものではありません。資料の整理は、会社を実態以上によく見せるためではなく、強みと課題を同じ解像度で示し、買い手との認識差を小さくするために行います。KPIの考え方は人材派遣会社の企業価値を左右するKPIも参照できます。

譲渡先は価格だけでなく、承継条件を並べて比較する

M&Aでは、最も高い価格を提示した相手が、必ずしも事業を最も安定して引き継げる相手とは限りません。人材派遣会社では、派遣先との関係、スタッフの処遇、管理部門の受入能力、許認可への理解が、成約後の稼働に直結します。候補先ごとに同じ評価項目を並べ、価格と非価格条件を分けて判断することが大切です。

比較する軸 確認したい質問 条件へ反映する例
譲渡価格・支払 価格の根拠、支払時期、前提条件、調整項目、資金調達は明確か 価格調整、決済条件、留保金、アーンアウト等の有無を専門家と確認
雇用・待遇 内勤従業員と派遣スタッフの雇用、給与、勤務地、制度をどう考えるか 維持を希望する条件、変更時の説明、一定期間の取扱いを協議
派遣先との関係 主要派遣先へ誰が説明し、営業担当と契約窓口をどう引き継ぐか 訪問時期、旧新担当の併走、契約更新前の対応を引継ぎ計画へ記載
管理・法令体制 派遣元責任者、労務、給与、請求、苦情、個人情報を受け入れられるか 責任者配置、システム移行、是正項目、専門家確認の担当と期限を設定
経営方針・成長 対象事業を維持・拡大するのか、拠点やブランドを統合するのか 事業計画、採用投資、クロスセル、拠点・屋号の扱いを確認
引継ぎ・退任 現経営者と主要担当者へ、どの期間・役割の引継ぎを求めるか 引継ぎ期間、勤務形態、権限、報酬、退任日、連絡可能範囲を明確化

希望条件を「必須・できれば・任せる」に分ける

すべての希望を同じ重さで並べると、候補先との対話が進みにくくなります。たとえば「スタッフの雇用継続は必須」「社名はできれば一定期間残したい」「勤怠システムは買い手に任せる」のように段階を分けます。必須条件には理由と対象範囲を付け、できれば守りたい条件には代替案を用意します。経営者本人だけでなく、株主、役員、家族の意向が違う場合は、候補先へ提示する前に合意点を整理します。

比較表は数字と前提を同じ日にそろえる

候補先Aは株式譲渡、候補先Bは一部事業譲渡というように前提が違えば、提示価格だけの比較はできません。対象資産・負債、現預金、有利子負債、運転資本、役員退職金、税負担、外部費用、支払時期をそろえ、株主・会社に最終的に何が残るかを確認します。雇用維持という言葉も、対象者、期間、給与、勤務地まで分けなければ意味が異なります。当センターは判断材料を整理しますが、税引後手取りや契約効果の確認は税理士・弁護士等の専門家が必要です。

断る、保留する、準備へ戻る選択肢も残す

候補先から提案を受けても、条件や相性が合わなければ進めない判断ができます。労務・契約の整理が不足して比較できない場合は、無理に基本合意へ進まず、資料整備や改善へ戻ることも選択肢です。相談開始は売却義務を生むものではなく、会社名の開示、面談、基本合意、最終契約の各段階で意思を確認します。一方、独占交渉や専任条項を結んだ後は行動が制限される場合があるため、期間、解除、直接交渉、テール条項を契約前に確認します。

派遣・人材サービスの幅広い領域に対応

共通する許認可・労務論点を押さえたうえで、職種、顧客、契約形態、採用経路によって評価軸を変えます。サイトには次の9つの個別領域ページがあり、人材派遣会社全般の相談と合わせて案内しています。

領域 M&Aで整理する固有論点 詳しい案内
製造派遣 交替勤務、夜勤、シフト、安全衛生、主要工場への集中、現場管理者 製造派遣会社のM&A
IT・技術者派遣 技術領域、契約単価、商流、スキルマップ、エンジニア定着 ITエンジニア派遣会社のM&A
事務・コールセンター 登録者基盤、教育・研修、短期離職、取引先関係、個人情報 事務・コールセンター派遣会社のM&A
物流・倉庫 繁忙期依存、季節変動、欠員補充、拠点別稼働、短期スタッフ 物流・倉庫派遣会社のM&A
介護・医療系 資格者DB、資格確認、夜勤、施設契約、研修と法令対応 介護・医療系人材サービスのM&A
外国人材 在留資格、採用経路、多言語対応、生活・定着支援、支援体制 外国人材サービス会社のM&A
紹介予定派遣 直接雇用への転換率、転換条件、派遣と紹介の契約、手数料 紹介予定派遣事業のM&A
有料職業紹介 求人契約、求職者DB、成約率、紹介手数料、返金規定、CA体制 有料職業紹介会社のM&A
BPO・業務請負 派遣との区分、指揮命令、SLA、品質責任、現場管理、再委託 BPO・業務請負会社のM&A

同じ会社の中で複数領域を併営している場合は、売上・契約・許認可・スタッフを事業別に分けます。たとえば派遣と請負の境界、派遣と有料職業紹介の収益区分、外国人材支援の委託範囲が曖昧なままでは、買い手はリスクを正しく測れません。事業の切り分け自体が譲渡準備になります。

デューデリジェンスで確認される主な項目

DDは欠点を探すだけの作業ではありません。買い手が何を引き継ぐか、どのリスクを価格・契約条件・PMIへ反映するかを確認する工程です。準備段階で資料同士の整合を確認すると、質問への回答が具体的になり、後から重要事項が見つかるリスクを減らせます。

確認領域 主な資料・質問 人材派遣会社での着眼点
許認可・報告 許可証、更新時期、事業報告、収支決算書、事業所要件 譲渡スキーム後の許可状態、派遣元責任者、財産的基礎等を個別確認
契約・台帳 基本契約、個別契約、就業条件明示、派遣先通知、管理台帳 抵触日、就業場所、業務内容、請求・勤怠との一致、契約承継条項
労務・賃金 雇用契約、就業規則、賃金規程、36協定、社会保険、有給 労使協定方式または派遣先均等・均衡方式、未払残業、教育訓練
財務・収益 決算書、試算表、派遣先別売上・粗利、売掛金、給与・請求 正常収益力、単価改定、支払サイト、滞留債権、上位顧客集中
人材・採用 稼働者、登録者、応募経路、採用費、定着、休眠者、資格 人数の実在性だけでなく、採用・稼働を再現できる仕組み
情報管理 登録者DB、アクセス権、同意文言、委託先、事故・苦情履歴 個人情報の利用目的、匿名化、開示権限、移行方法、不要データ
組織・PMI 組織図、業務分掌、手順書、責任者、引継ぎ可能期間 営業・コーディネーター・給与請求担当が変わっても運営できるか

行政指導や書類不足があるから直ちに譲渡できないとは限りません。隠したまま進めることが問題です。事実、影響範囲、是正状況、再発防止策を分け、専門家による確認が必要な項目を明確にします。実務項目は人材派遣会社M&Aの実務DDチェックリストでも整理しています。

譲渡企業の標準支援報酬0円、その範囲を明確に

当センターは、譲渡企業が初期費用や最低報酬を理由に検討を始められない状況を減らすため、譲渡企業から受領する通常のM&A支援報酬を0円としています。売却を決めていない段階の相談や資料整理だけでなく、成約した場合の成功報酬も0円という方針です。

相談料

0円。相場感、買い手の見方、準備時期だけを確認する相談を含みます。

着手金

0円。通常支援を始める際の固定着手金を譲渡企業から受領しない方針です。

中間金

0円。基本合意等の中間段階で譲渡企業から支援報酬を受領しない方針です。

月額報酬

0円。通常支援に関する月額固定報酬を譲渡企業から受領しない方針です。

成功報酬

0円。成約しても、当センターが譲渡企業から成功報酬を受領しない方針です。

事前説明

個別の支援範囲、契約期間、解除、専任・テール条項等は、提案書、重要事項説明、契約書で確認します。

「M&Aに関する全費用が無料」という意味ではありません。弁護士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士等の外部専門家費用、登記、許認可、調査、資料取得、税務申告等の実費が必要になる場合があります。必要性、発生主体、金額を事前に説明し、同意を得て進める方針です。個別の提案書・重要事項説明・契約書に条件がある場合は、それらの書面が優先されます。

したがって、正確な説明は「譲渡企業が当センターに支払う通常支援報酬は、相談料、着手金、中間金、月額報酬、成功報酬まで0円」です。税務・法務・労務・許認可等の専門判断を依頼する費用や実費まで含めた「完全無料」を保証するものではありません。詳細はサイト利用上の注意・免責事項をご確認ください。

買い手側の費用と、仲介に伴う利益相反

買い手側の相談・支援条件は、譲渡企業側の0円方針とは別です。公開ページには買い手側の具体的な料率、最低報酬、支払時期は掲載されていません。運営会社は買い手企業から仲介手数料を受領する仕組みを説明しており、案件ごとの報酬体系と支援範囲は契約前に確認する必要があります。

双方支援では立場と情報範囲を確認

仲介として譲渡企業・譲受企業の双方に関与する場合と、どちらか一方のFAとして関与する場合では、役割と義務が異なります。当センターは、仲介、FA、紹介、情報提供等の支援形態、報酬の受領先、算定方法・時期、双方に共有できる情報を説明する方針を掲げています。価格、表明保証、補償、競業避止、解除条件など重要な判断は、当事者自身が必要に応じて独立した専門家へ確認することが大切です。

候補先の選び方も説明対象

反復取引のある買い手、既存顧客、追加手数料の有無などが候補先選定に影響し得るため、なぜその候補を提示したのか、他の選択肢はあるかを確認します。当センターは、相談者の希望に反して特定候補を優先すること、同意なく非公開情報を提供すること、譲渡企業の意思に反して価格・条件を誘導することを制限事項として公表しています。疑問がある場合は利益相反管理方針苦情・相談窓口を利用できます。

秘密保持は、NDAだけでなく開示順序で守る

人材派遣会社では、売却検討が早期に広がると、スタッフの離職、派遣先の契約見直し、採用活動への影響につながることがあります。そのため当センターは、書面としてNDAを結ぶだけでなく、誰に、何を、いつ見せるかを段階ごとに確認する方針です。

人材派遣会社の秘密保持と段階開示について資料を確認するイメージ
派遣先・スタッフ情報の開示範囲と順序を確認する初期検討(イメージ)
  1. 匿名概要を作る。会社名、主要派遣先名、個人名を伏せ、地域、職種、規模、稼働人数、利益水準、特徴等を特定されにくい粒度でまとめます。
  2. 候補先の関心と属性を確認する。同業か、派遣先が重なるか、競争上重要な情報を受け取る体制があるかを見ます。
  3. NDAを確認する。利用目的、受領者、複製、再開示、返却・削除、違反時対応等を案件に応じて確認します。
  4. ネームクリアを行う。候補先へ会社名等を開示する前に、原則として譲渡企業へ開示先と範囲を示し、事前同意を得ます。
  5. 詳細を段階開示する。財務、契約、スタッフ構成、許認可、労務等は、検討に必要な範囲から開示し、個人別資料は必要性を確認します。

初回フォームへ入力しない情報

派遣スタッフ、登録者、従業員、派遣先担当者を特定できる情報、マイナンバー、健康情報、口座情報、本人確認書類番号、個人別給与資料等は、初回問い合わせに入力しないでください。まず会社概要と相談の方向性を伝え、秘密保持と提出範囲を確認した後に必要な資料を共有します。詳しくはプライバシーポリシー情報セキュリティ方針をご覧ください。

匿名相談には限界があります。譲渡相談フォームでは会社名を任意とし「匿名希望」と入力できますが、担当者名、メールアドレス、相談内容は必須です。つまり運営者に対する完全匿名ではなく、主に候補先への社名非開示を指します。また、地域、職種、規模、顧客特性の組み合わせから会社が推測される可能性はゼロではありません。「絶対に漏れない」「従業員や派遣先に必ず知られない」と保証するものではなく、開示範囲を継続的に調整する取組です。

相談から成約・引継ぎまでの流れ

案件の規模、資料の状態、候補先、許認可、スキームによって順序と期間は変わります。以下は標準的な全体像であり、各段階で経営者の意思と開示範囲を確認します。相談しただけで直ちに候補先へ社名を出すことはありません。

  1. 初回相談。相談背景、事業概要、希望時期、守りたい条件、避けたい候補先、現在の不安を聞き取ります。売却未決定でも構いません。
  2. 初期評価と準備。財務、稼働スタッフ、派遣先構成、許認可、契約、労務、情報管理を確認し、強みと改善項目を整理します。
  3. 匿名概要と候補先探索。会社を特定しにくいノンネーム資料を作り、エリア、職種、規模、運営方針に合う候補先の関心を確認します。
  4. NDA・ネームクリア。候補先の属性と秘密保持体制を確認し、譲渡企業の事前同意を得て、会社名や追加情報を開示します。
  5. 面談・条件比較。経営方針、雇用、派遣先対応、引継ぎ、価格、スキーム等を話し、候補ごとのメリットとリスクを比較します。
  6. 基本合意・DD。主要条件を整理し、財務、法務、税務、労務、許認可、IT・個人情報等を確認します。必要に応じ専門家が関与します。
  7. 最終契約・クロージング。表明保証、補償、誓約、解除、競業避止、経営者保証、代金決済、権利移転等を確認します。
  8. 説明・引継ぎ・PMI。従業員、派遣スタッフ、派遣先への説明、管理者、勤怠、給与、請求、システム、相談窓口の移行を進めます。
成約はゴールではありません。派遣先の取引とスタッフの稼働が安定し、新しい経営体制で日々の給与・請求・相談対応が続くことが、事業承継の実質的な成果です。だからこそ、PMIを最終契約後に初めて考えるのではなく、候補先比較の段階から確認します。

株式譲渡・事業譲渡・一部譲渡・資本提携

「何を引き継ぐか」によって適した方法は異なります。当センターは希望と現状を整理しますが、法務・税務・許認可上の最終判断は、契約書と事実関係に基づき専門家・所管先と確認します。

方法 検討しやすい場面 特に確認すること
株式譲渡 対象会社の株主が株式を譲り、法人格を維持したまま経営権を移す 簿外・偶発債務、表明保証、経営者保証、役員交代、許可・契約上の支配権変更条項
事業譲渡 対象事業の資産、契約、雇用等を選んで移す 承継対象、契約相手の同意、雇用手続、許認可、登録者DB・個人情報、消費税等
一部事業譲渡 特定拠点、職種、顧客群、派遣・紹介・BPOの一部を切り出す 共通人員・システム・ブランド・管理部門の分離、残存事業との費用配賦
資本提携 経営権を直ちに全面移転せず、資本と業務の協力から始める 出資比率、議決権、役員、情報権限、将来の追加取得、競業、事業計画

同じ「売却」でも、許認可や派遣先契約が自動的に同じ状態で続くとは限りません。事業譲渡で従業員・スタッフの雇用契約を移す場合、個別の手続や同意が関係します。株式譲渡でも、派遣先との契約にチェンジ・オブ・コントロール条項があれば確認が必要です。方式を先に決めるのではなく、残したい法人、承継したい事業、許可、契約、雇用、税務の順に検討します。

売却を決める前に整理しておきたい資料

資料が完璧にそろってから相談する必要はありません。まず存在する資料と不足資料を把握し、更新頻度、作成担当者、数字の定義をそろえることが大切です。後から集めるほど時間がかかる項目から着手します。

会社・財務・顧客

  • 会社概要、組織図、事業所一覧、株主・役員
  • 直近3期程度の決算書、月次試算表、資金繰り
  • 派遣先別・職種別の売上、粗利、稼働人数
  • 請求単価、賃金、残業、締日、支払サイト
  • 契約更新率、上位顧客比率、滞留債権、クレーム

許認可・契約・法定帳票

  • 労働者派遣・有料職業紹介の許可証と更新時期
  • 派遣基本契約、個別契約、就業条件明示、派遣先通知
  • 派遣元管理台帳、抵触日管理、事業報告
  • 労使協定、賃金テーブル、マージン率公開
  • 教育訓練計画・実施記録、苦情・行政対応履歴

人材・採用・労務

  • 稼働・登録・休眠スタッフの集計と定義
  • 応募経路、採用単価、登録・就業転換率
  • 雇用契約、就業規則、賃金規程、36協定
  • 社会保険、有給、残業、労災、離職理由
  • 責任者、営業、コーディネーターの役割と残留意向

情報管理・システム・引継ぎ

  • 登録者DBの項目、利用目的、同意、保存期間
  • アクセス権、委託先、バックアップ、事故履歴
  • 勤怠、給与、請求、会計システムの連携
  • 業務手順書、更新スケジュール、担当者一覧
  • 派遣先・スタッフ説明とシステム移行の計画

初期のノンネーム資料では、個人名や派遣先名をそのまま並べず、集計値と傾向を使います。スタッフ一覧は職種、雇用形態、勤続、単価帯等を匿名化し、派遣先は業種、地域、売上比率、契約更新時期等で示す方法があります。会社を特定し得る組み合わせは候補先ごとに調整します。

スタッフと派遣先を守るためのPMI

人材派遣会社のPMIでは、組織図を統合するだけでは足りません。スタッフへ給与を正しく支払い、派遣先へ正しく請求し、欠勤・契約更新・苦情へ対応する日々の運用を止めないことが第一です。

説明の対象と順番を分ける

役員、管理部門、営業担当、派遣元責任者、内勤従業員、派遣スタッフ、派遣先、金融機関、システム・給与等の委託先では、知る必要がある時期と内容が異なります。早すぎる説明は不安を生み、遅すぎる説明は不信につながることがあります。基本合意、最終契約、クロージング、派遣先の契約更新時期を見ながら、説明者、想定質問、問い合わせ窓口を準備します。

初日・初月・100日で管理する

初日は連絡先、指揮命令、勤怠・給与・請求、緊急対応を途切れさせないことを優先します。初月は単価、賃金、残業、社会保険、請求入金、契約更新を照合します。その後、採用媒体、評価制度、システム、ブランド、拠点、管理方法を統合します。すべてを初日に変えず、現場の安定と改善の速度を両立させます。

残る人へ知識を移す

派遣先担当者との関係、欠員補充の判断、スタッフごとの配慮、単価交渉の経緯が代表者や特定担当者の頭の中だけにある場合、引継ぎ期間を設けます。面談同席、取引先訪問、手順書、案件一覧、更新カレンダーを組み合わせ、買い手側の担当へ知識を移します。PMIの実務は派遣スタッフと取引先を守るPMIの進め方でも解説しています。

雇用・契約の継続は保証されません。当センターは、従業員・スタッフ・派遣先への影響を抑える条件と手順を整理しますが、全員の雇用、待遇、派遣先契約、取引量、売上が必ず維持されることを約束するものではありません。最終条件は当事者間の契約と個別対応によります。

運営会社、ガイドライン、相談者保護の方針

安心して相談先を選ぶには、サービス名だけでなく、誰が運営し、どの立場で、どの費用を受け取り、問題が起きたときにどこへ申し出られるかを確認することが大切です。当センターは運営会社情報と複数の方針ページを公開しています。

運営会社 株式会社M&A Do
代表取締役 濱田 啓揮
設立 2021年4月2日
資本金 1,000万円
本社 〒107-0061 東京都港区北青山一丁目3番1号 アールキューブ青山3階
事業内容 M&A仲介・アドバイザリー、スカウト型M&A、事業承継、後継者スカウト、PMI、企業価値評価
電話 03-4560-0084(平日10:00~17:00)

M&A支援機関登録制度

株式会社M&A Doは、M&A支援機関登録制度の登録支援機関であり、中小企業庁「中小M&Aガイドライン(第3版)」の趣旨を踏まえて支援する方針を公表しています。契約前の重要事項説明、手数料・支援範囲、専任・テール条項、秘密保持、利益相反、不適切な譲受側への対応、最終契約後のリスク等を説明対象としています。

登録は認証・保証ではありません。M&A支援機関登録制度への登録は、行政上のM&A免許や資格、国による会社の「認定」、個別案件の成約、価格、適法性、支援品質の保証を意味しません。「国公認のセンター」「国が成約を保証する支援会社」といった位置づけではありません。

公開している方針と窓口

サイトの情報は人材派遣・人材紹介・BPO等のM&Aに関する一般的な情報です。法務、税務、会計、労務、許認可、個人情報保護、独占禁止法等の個別判断を、サイト記載だけで保証するものではありません。契約や許可に関する判断は、案件に応じて資格を持つ専門家や所管行政へ確認してください。

事例とコラムは、性質を区別して読む

当サイトは、人材派遣会社のM&Aで起こりやすい状況を理解するためのモデル事例と、公表された他社案件を材料にした解説を掲載しています。いずれも検討の論点を学ぶためのコンテンツであり、そのまま当センターの仲介・成約実績を示すものではありません。

モデル・想定事例

製造、IT、事務、コールセンター、物流、介護、外国人材、紹介予定派遣、BPO、登録者DB、台帳、労務、PMI等の典型的な課題を、実在の特定企業を示さない想定ケースとして整理しています。記事内の会社像、条件、経緯を実在案件の事実として引用しないでください。

公開情報を起点にした案件解説

上場会社等が公表した人材事業の買収、吸収分割、資本業務提携等を起点に、DDやPMIの論点を解説する記事があります。公開事実、制度上の一般論、分析を分けて読む必要があり、当センターが当該取引を支援したとは確認できません。

人材派遣業界のM&A事例は「このような状況で何を確認するか」を考える材料として、人材派遣業界のM&Aコラムは許認可、労務、KPI、秘密保持、スキーム、PMI等の基礎整理としてご利用ください。記事は作成・更新時点の情報に基づき、法令、行政解釈、税制、市場環境が変わる可能性があります。最新の制度は行政機関の一次資料で再確認が必要です。

よくある質問

まだ売却を決めていなくても相談できますか。

相談できます。単独経営を続けるか、親族・役員承継を目指すか、第三者承継や資本提携を検討するかを比較する段階から利用できます。相場感、買い手の見方、準備資料、動く時期のみを確認する相談でも構いません。

会社名を出さずに相談できますか。

候補先へ会社名を開示しない匿名段階から相談できます。譲渡フォームの会社名は任意で、「匿名希望」と入力できます。ただし担当者名、メールアドレス、相談内容は必須のため、運営会社に対する完全匿名ではありません。

従業員、派遣スタッフ、派遣先に知られずに進められますか。

初期はノンネーム情報を使い、候補先への社名開示は原則としてNDAと事前同意を確認して進めます。ただし、情報漏えいが絶対に起きないことや、成約・引継ぎまで関係者に一切知られないことを保証するものではありません。説明が必要な時期と順序を案件ごとに設計します。

譲渡企業は本当に成功報酬まで0円ですか。

当センターが譲渡企業から受領する通常支援報酬は、相談料、着手金、中間金、月額報酬、成功報酬まで0円という方針です。一方、弁護士・税理士・社労士等の専門家費用、登記、許認可、調査、資料取得等の実費が生じる場合があります。個別書面・契約の内容をご確認ください。

買い手側も無料ですか。

買い手側の料率、最低報酬、支払時期は公開ページに具体額がなく、個別条件です。運営会社は買い手企業から仲介手数料を受領する仕組みを説明しています。支援範囲と合わせ、契約前に確認してください。

小規模な派遣会社でも相談できますか。

規模だけで判断されるものではありません。特定職種の採用力、地域での関係、安定した粗利、長期取引、資格者、整った台帳・労務管理などが評価材料になります。ただし、買い手候補や譲渡価格が必ず見つかることを保証するものではありません。

労務や許認可に課題があっても相談できますか。

相談できます。重要なのは、課題を隠さず、事実、影響、是正状況、今後の対応に分けることです。個別の法的・行政上の判断が必要な場合は、弁護士、社労士、行政書士、所管労働局等への確認を前提に進めます。

成約までどのくらいかかりますか。

会社規模、準備状況、候補先、スキーム、DD、許認可・契約の確認により異なります。当センターは特定期間での成約を保証していません。急ぐ理由と守るべき条件を整理し、無理のない工程を検討します。

掲載されている事例は当センターの成約実績ですか。

一律に成約実績ではありません。多くは実在の特定企業を示さないモデル・想定事例で、ほかに公表された他社案件を起点とする解説があります。当センターが仲介・助言した取引として掲載されたものとは確認できません。

M&A支援機関登録制度への登録は、国の認定ですか。

登録支援機関であることは確認できますが、行政上の免許・資格や、国による支援品質・成約結果・譲渡価格の保証を意味しません。制度名どおり「登録支援機関」と理解し、個別の契約条件と担当体制をご確認ください。

売るか決める前に、守りたい条件を整理しませんか。

後継者、採用、派遣先、スタッフ、許認可、管理負担。今の悩みと、承継後に残したいものをお聞かせください。譲渡企業は会社名を候補先へ出さない段階から相談でき、当センターへ支払う標準支援報酬は成功報酬まで0円です。買い手企業は希望エリア・職種・規模が未確定でも登録できます。

電話相談

03-4560-0084

電話受付:平日10:00~17:00。フォームは24時間受け付けています。24時間受付は即時回答を意味せず、内容確認後に担当者から連絡します。個人を特定できるスタッフ情報、マイナンバー、健康情報、口座情報等は初回フォームへ入力しないでください。

本ページは人材派遣・人材紹介・BPO等のM&Aに関する一般的な案内です。譲渡価格、成約時期、候補先数、従業員・派遣スタッフの雇用、待遇、派遣先契約の承継、許認可の維持を保証するものではありません。法務、税務、会計、労務、許認可、個人情報保護等は案件ごとに専門家・所管先へご確認ください。